ルイ・ヴィトン(LOUIS VITTON)が発売する時計「タンブール・ホライゾン」をご存知ですか?

こちらは2017年に発売された、いわゆるスマートウォッチなのですが、35万円以上という定価に対して、なんと3年しかもたないという噂が…。

そこで、今回も「ジャンクの時計をごっそりまとめてヤフオクで売ってみた!」などでお世話になっている老舗質店の店主さんを直撃。

これが事実なのかを訊ねるとともに、ヴィトンがスマートウォッチに乗り出した理由、そしてスマートウォッチ市場の未来も伺ってきました。

タンブール・ホライゾンは、
「究極のラグジュアリースマートウォッチ」


引用元:https://twitter.com/#タンブールホライゾン

売りたい時ドットコム(以下C)「ヴィトンのタンブール・ホライゾンは、発売時ニュースになっていたようですが、3年しか持たないそう。これって本当なんですか?」

老舗質店店主「残念ながら本当です

C「時計なのに?」

店「はい。スマートウォッチはどのブランドでも充電式ですが、タンブールホライゾンは充電用の電池が3年しか持たず、しかも電池交換ができないんですよ

C「まさか本当だとは…。つまり定価から換算すると毎月1万円を払って3年で終了…

店「…確かにそうですね(苦笑)。
だからこそ、ヴィトンが掲げるように『究極のラグジュアリースマートウォッチ』なのだと思います」

C「皆さん、3年限りと知って購入を?」

店「ヴィトン側は説明していますし、そもそもヴィトンの製品を購入する方々は、3年で使えなくなったとしても、気にも留めないんじゃないでしょうか」

C「なるほど。
でも3年しか動かないなら、買取にも影響がありそう…」

店「いいところに気づいてくださいました!

タンブールが3年くらいしか持たないのは、当初業界でも周知されておらず、情報が流れてすぐに広めた経緯があります。

そして発売が2017年なので、最初に買った人の時計はそろそろ動かなくなります。
これを知らずに通常相場で買うと大変なので、今はみんな気をつけていますね

C「となると、購入時期の証明が必要ですね」

店「ええ。買取の際には、ギャランティカードや、ヴィトンでよく発行される販売証明書のようなレシートが必要です

C「2017年のモデルは厳しそう…」

店「おっしゃるとおりで、ギャラやレシートがない場合は、いつ止まるかわからないのでこちらのリスクも高い。
ですから場合によっては数千円とか、買い取れない可能性もあります

C「すべての機能が止まるなら、ジャンクとしても売れませんね」

店「そうなんですよ。3年で終了です…

C「実際の査定はいくらくらいになりますか?」

店「2年以上持つという証明があれば、定価の3割、つまり10万円前後になるかと思います

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特化? 進化?
最新スマートウォッチ事情

 

引用元:https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e383579785

C「さて、ヴィトンがスマートウォッチに乗り出してますが、他のブランドではどうですか?」

店「いろいろなメーカーやブランドが出しています。
国産時計ならSEIKOやCITIZEN、マイケルコース(MICHEL CORS)やアルマーニ(ARMANI)…名前を知らないブランドですら出してるんですよ(苦笑)」

C「そうなんですね。
ところでスマートウォッチといえばやはりAppleですが、アップルウォッチはやはり人気ですよね

店「はい。アップルだけは別格です。
実はスマートウォッチは全般的に相場が確立されておらず、同業者に訊いても『はっきりとわからない』と言われるのですが、アップルだけは相場が決まっているんですよ

C「iPhoneのシェアは日本では7割だけど、世界では3割と言いますから、日本では相場が確立できるほどのユーザーがいるということですね」

店「その通りです。
アップルウォッチは1~5まであり、5が最近出ました。
1・2はiPhoneを持っていないと同期ができず、アップルユーザー以外は使えないことから、1・2の金額は5000円から、よくて1万円くらい。

3からはどの機種とも同期ができるようになったので、例えば定価が6万円なら、3は1万円、4は2万円、5なら3万円といった感じでしょうか。
5に関しては2019年10月1日の時点では、定価の60%になるものもありました

C「かなり細かく分けられるんですね」

店「スマートウォッチって、思った以上に様々なブランドで、しかも日々出されているんです。だからこそ相場の構築が難しい。
出物もそんなにないので、査定する時にその日の相場を調べて勘で決めるとことが多いのではないでしょうか。
ただし、一般的には2割前後といわれています

C「査定には経験と手腕が問われますね」

店「最近のスマートウォッチはあまりにも種類が多いため、相場が確立しないのというのも理由なんですよね。

ランニング用、ヘルスケア用、時計機能メイン…とさまざまで、中には山モードならば風や雲の移動を、海モードなら波の高さや満潮干潮時刻を表示するなど、シーンに合わせて使えるものもあるんです。
また、すべての機能を浅く広く使えるものもあります」

C「もはや、ない種類はない感じ…」

店「まさにそこなんです。
カメラもそうなんですが、機能を増やすのはすでに天井。
でもスマホの機能はもっと進化していくので、最終的には『じゃあスマホでいいんじゃない?』ってなると思うんです

C「2台も要らないですもんね」

店「それに対し、アップルはパイオニアであり、アクセサリーやアプリも充実しています。
エルメスとコラボした上質な革ベルトのアイテムもありますし、都度目的に合わせてバンドが替えられるなど見た目にもこだわっている。
ですから結局、アップルに落ち着くのではないんでしょうか

C「アップルだけが抜きん出ているんですね。
では今後のスマートウォッチはどうなると予測されますか?」

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今後のスマートウォッチの未来&まとめ


引用元:https://www.photo-ac.com/profile/634884

店「先程も少し述べたように、付けられそうな機能はもう天井です。
先駆者のアップルもどんどん進化しているので、そこだけは別格ですが…

C「アップルウォッチは5万円くらいから買えるので、他のブランドのスマートウォッチを買うなら、アップルにしようってなりますよね」

店「スマートウォッチって、結局時計じゃなくて電化製品なんですよ。
相場が確立しにくい理由もそこにあるんですよね

C「買取店さんも大変ですね」

店「本当に時計が好きな人は、機構とかバックボーンからファンになりますから、スマートウォッチは選ばない。
ですから僕としては、結局一過性のブームになるのではと思っています

C「そんな中、ヴィトンがなぜあんなスマートウォッチを出したと思われますか?」

店「ヴィトンは村上隆やSupreme、最近はヴァージルアブローとコラボしたりと、新しい風を吹かせているような傾向にあります

C「歴史と伝統というイメージが変わりつつある。むしろ払拭したいような」

店「そうですね。最近はイヤホンも出しましたから。
ですから商品で儲けるというより『ヴィトンはいろんなことやっている』というイメージを付けたいのかもしれません」

C「このスマートウォッチもその一環にすぎない」

店「これは僕だけの予測ですが、この先ヴィトンが、タンブールホライゾンの新作を出すとは思えないんですよね。買取業界でも『スマートウォッチはもう天井』と感じていますし。
そう考えると、3年しか持たないというのは、もしかしてヴィトンの作戦だったのかも…」

C「3年経つ頃にはスマートウォッチも飽きられるだろうから、その頃に止まるという(笑)。
マックスでちやほやされて3年終了! 新しい考えかも!」

店「話題性も充分でしたし、『ヴィトン、攻めてる!』というイメージ戦略にも成功しましたから、一種のイベント的な感じだったのかもしれません」

C「なるほど。
それでは今日のお話をまとめるなら、タンブールホライゾンは3年しか持たず、相場は3割前後。そのほかのスマートウォッチはだいたい2割前後だけれど、今後はあまり伸びないと予測される

店「ええ。新規参入はもう遅いですし、ブームは終わると思います。
『究極のスマートウォッチのタンブール』、『スタンダードのアップル』という感じでしょうか

C「そしてタンブールに関しては、3年使い切るか、不要ならすぐ持っていく。
買う人は3年楽しむというか、自慢するつもりで買いましょうと(笑)」

店「(苦笑)
ただし、購入時期の確定が必要なので、必ずギャラか購入証明書を添えてください。

スマートウォッチ全般にいえることですが、今後は人気が激減して、数千円とか数百円になる可能性もあります。

スマートウォッチはスマホのように毎日充電が要るので、面倒に思う人もいるようですから、自分のライフスタイルに合わないとか要らないようなら、早めに売った方がいいですね」

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トップ画像引用元:http://brandkaimasu.com/lounge/

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