最近「遺品整理」や「生前整理」が注目されています。

しかし「やり方がわからない」という方も多く、特にネットで検索する習慣がない高齢の方などは、途方に暮れるケースも。

そこで今回は、遺品整理や生前整理のシステムをはじめ「賢い使い方」をレクチャーします。

遺品整理・生前整理の方法は大まかに3つ

遺品整理や生前整理には、大きく3つの方法があります。

① 「遺品整理」「生前整理」の業者に頼む
② 片づけと買取を一括で行なう業者に頼む
③ 行政書士に頼む

①は最もポピュラーなやり方。
ご家族が「遺品整理・業者」といったキーワードで調べ、近くの業者にお願いするというケース。
仕分てもらった有価物を、自身で買取店に持っていくこともできます。

②はその名のとおり、片づけと買い取りを一緒にやってもらうもの。
どんなものがいくらで買い取れるか、あらかじめ相場を出すところもあります。

③は、遺品整理士や買取店などのプロがタッグを組む方法。
まず有価物を引き上げ、あとから家具などの大きいものを処分してもらいます。

気になる相場は、家一軒で30万円~200万円くらい。

中には「15万円ですべてやります」とうたっている業者もありますが、これは「すべて捨てる」場合。
仕分けや引き取りの作業が入ったり、実際の状況で追加料金が発生するので、最初の金額で収まることはほぼありません。

料金が加算されると損した気持ちになり、しぶしぶ払うことで「やってよかった」と思えないでしょう。

つまり3つの方法はどれも「得策」とはいえない!
だからこそ、賢いやり方を知って欲しいのです!

それにはまず「処分するのにお金がいる」という思いを捨てることが必要なんです!

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モノの大半は、何かしら売れる!


遺品整理や生前整理を行なう際は「処分する」と思いがちですが、まず「処分」ではなく「売る」という考え方に変えましょう!

ベッド・マットレス・タンス・食器棚・その他収納・家電…
 「こんなもの売れるの?」と思うものも、売れます!

例えば学生・留学生・単身赴任の方・外国人労働者といった「短期間しか使わない」人には飛ぶように売れますし、カラーボックスやプラスチックボックスに至っては、世代を問わず回転率は抜群。

電子レンジや冷蔵庫も「中古で?」と思いますが、売れます。
引き取り料として2000円を支払ったのにもかかわらず、の冷蔵庫を1万円で売る業者は、山ほどいます。

つまり、ニーズを考えれば、引取料を払ってまで処分する必要はなし!
もし買取店でNGでも、ヤフオクやジモティを使えば売れます。

今の世の中何でも売れます。
ですから「1円でもいいから売る」のです。
「整理」「処分」「捨てる」「有料で引き取り」 ではなく、
「買い取り」という方向性に変えていくのです。

不思議なもので「買い取ってもらおう」と考えると、そういう店しか調べないようになります。

もちろんお願いする際も
「処分したい」 ではなく
「買い取って欲しい」 と伝えましょう。

実は、無料で引き取っていたり、処分費を取る業者は、ほぼモノをどこかに流しています。
国内でダメでも、海外で売るという手もあるからです。
ユーザーとしてはお金を払って有価物を渡しているのに、業者はそれで儲けるという仕組み。
これって、ちょっと納得できませんよね?

だからこそ、知識を持って納得して売って欲しいのです。

もちろん、生前整理や遺品整理は大変なので、業者に一括するという方法もありますが「いくらでもいいから」と言いつつ、査定に「え、そんなに安いの?」となることは日常茶飯事(苦笑)。
やっぱり安いと納得できないんですよね。

以上の理由から、
「処分するのにお金がかかるから」  「売れないだろう」という気持ちは、今すぐ捨て、
「お金に換える。1円でもいいから売る」  「ダメなら無料で引き取ってもらう」
という覚悟で臨みましょう!(※リサイクル法で定められた家電は除きます)

それでは具体的な「賢い売り方」をご提案します。

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鉄則は「大きいものから売る!」

最もやりがちなのは「貴金属や時計など、小物で高いものから売る」こと。

しかしこれは大きな間違い!

「大きいものから小さいものへ」が鉄則です!

なぜなら、大きなものから処分することで、見た目が「片付いた」という感じになるから。
実はこれがとても大切!

大きなものは、小さく高価なもの(時計・貴金属)よりお金にはなりませんが、大きなものが減ると「整理をしている」という気持ちになるのです。

具体的な順番は、
家具→家電→日用雑貨→アパレル→貴金属

小さいもの→大きいものの順に売った場合、最後に大きいものが残ると「まだ残っている」と感じて「面倒だから処分しちゃおうか」になりますが、この方法なら回避できます。

まず「片付いた」状態を見てから、順に小さいものを売ると、最後に高価なものが残った時点では、知恵も根性も身についているので「少しでも高く売ろう」という気持ちになれるのです。

また、大きなものを処分しておけば、途中で業者さんに頼んでも、人数が少なく済むのでコストが安くなるというメリットもあります。

「大きくてお金にならないものから、小さくてお金になるものへ」
この順番を知ったところで、アイテムごとの売り先をお伝えします。

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売るモノによって、売り先を変えよう!

 

それでは大きいものから順に、アイテム別のオススメの売り先をお伝えします。

どのアイテムも、事前に「こういうものは引き取れますか?」と確認しておくとスムーズでしょう。

① 家具は家具専門業者へ

家具など大きなものは、出張買い取りをやっている「専門店」にお願いしましょう。
「いろいろ扱うが、家具もやる」というところよりも専門店へ。
リサイクルショップはオススメしません。

家具をメインに扱う専門店は大きな敷地を所有しており、展示販売するなど幅広い売り方ができるので◎。

なお、車で運べるカラーボックスやプラスチックボックスは、持ち込みの方が高く売れます。

そして!
●引取料は本当に必要ないか?
●状態が悪くても買うor引き取ってもらえるか?
の2点を、必ず確認しておきましょう。

② 家電は専門店かリサイクルショップへ

レンジや冷蔵庫など「中古でもいいの?」という家電も売れます。
特に学生街を狙うと、通常より査定も期待できるでしょう。

売り先は、リサイクルショップでもNGではないですが、やはり「家電 中古 買い取り」などで調べて、専門店にまかせましょう。

ただしリサイクル法で定められた冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなどは、製造より10年を過ぎた場合、法律上引き取り料がかかります。

③ 食器・日用品・おもちゃは
買取店あるいはリサイクルショップへ

食器ももちろん売れます。

さすがに100均のものや、欠けている・割れているものはNGですが、その他なら店側が漂白するなどでキレイにするので大丈夫。

箱がなくても、数が揃っていなくてもOK。
ヤフオクなどの売り先を持つ店ならなおいいので、直接売り先を訊いてみるのも手です。

特に、ブランド食器は買取店や質屋に持って行きましょう。
エルメスやシャネルはもちろん、ノリタケやナルミなど国内ブランドも売れます。

また、ひげそりやドライヤーといった小型電化製品、子どものおもちゃなど日用品も売れます。
中古でもOKですし、部品が揃っていなくても、ヤフオクでジャンクという形で売れます。

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④ アパレルだけは処分ニーズで!

アパレルだけは、マーケットの大きさから処分ニーズと考えた方がいいでしょう。
持っていく店は、アパレル専門店がオススメです。

ブランドアイテムがあるなら、1点1点査定してくれる店がいいですが、そうでない場合は「ひと袋いくら」「5リットルいくら」などをやっている店へ。

とにかく、1円でもいいからお金にしましょう!

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⑤ 貴金属・時計

最後がいよいよ貴金属と時計です。

ここまで頑張れば、いろいろな知識も知恵も身についているはず。
一番高く売れるモノを残すことで、気持ちが「売る」方向に進んでいますし、今までがんばった分少しでも高く売ろうと、調べるでしょう。

具体的な売り先ですが、これこそ「買取店」「質屋」を選びましょう。
「歴史がある」「地元密着」「口コミの評判」をポイントにするといいですね。

最近流行りのLINE査定や、電話で直接問い合わせることもオススメ。
時計は壊れていても「ジャンク」として売れるので、問い合わせてみてください。

貴金属を最初に売っていると、慣れない分業者の思うツボとなり、損することとなるでしょう。

ですから、高価なもので損しないように、最初は安い家具や家電で勉強しておく!

生前整理や遺品整理も業者任せにせず、自分で調べて納得して売る。
これこそが、まさに「整理する」ことではないでしょうか。

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まとめ&注意点

以上、遺品整理や生前整理についてお伝えしてきましたが、ポイントは
① 処分という考えを捨て、1円でもいいから「売る」
② 家電や家具の中古でも売れる
③ 売る時は、順番と売り先に注意
の3つになります。

そしてここからは注意点。

業界にはグレーな買取店もあります。
家具やアパレルを売ると言っているのに「貴金属はないですか」と出させる「押し買い」も見られます。

ですから、問い合わせの際に「家具しかない」「家電しかない」を念押しすること。
さらに、引き取る際の手間賃はかからないか、必ず確認しましょう。

遺品整理や生前整理は、長期戦です。
5年以上はかかるとも言われていますし、面倒さから、業者に一括するという選択肢もあるでしょう。
でも、こういった知識があるだけで、気持ちもお金の面も異なってきます。

「1円でもいいから売る」ということは、金額的に大きなものにはなりません。
しかし何十万と払い、有価物をみすみす業者に流すことも納得できないはず。

特に生前整理なら、少しずつ手を付けることも可能なので、自分でも調べることで、しなくてもいい損をしないよう、そして最後の整理が納得できるよう、知識を入れながら自分に合う使い方を見つけていきましょう。

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