先日、実家の両親と姉から「買い取り関係の仕事をしているなら、私たちの要らないものを高く売ってきて!」という無茶ぶりがありました。

そこで、密かに私物を売ってきたヤフオクIDを使い「手数料として50%もらいますよ!」と家族を説得し、4つのアイテムを売ってみました。

ところが予想外の安値に、私は膝から崩れ落ちてしまい…。

評価にマイナスがつくのは嫌でしたがすべてキャンセルし、このサイトではおなじみの老舗質店の店主さんに相談したところ「では、知り合いの買取店に持っていってみましょう!」との有り難いお言葉が。

すると、またまた驚きの査定がつきました。

ということで今回は「買取店よりもメルカリやヤフオクのほうが高く売れるとは限らない?」という、私の体験レポをお届けします。

 

定番から時代遅れのものまで、
こんな4アイテムを売りました。

① プラダの「ガレリア」

1つ目がプラダのガレリア。

ガレリアは一般的には2WAYが人気なのですが、今回はラージサイズを出品。
素材はサフィアノのオールレザー、定価は23万円ほど。
グレーに近い色味で、幅広なのが特徴です。

状態は、いわゆるBCランク。
角スレではなく角やぶれ、表面にはペン跡、持ち手に黒ずみがありましたが、中はキレイです。
ただし、クロシェット(チャームのような付属品)は、破れていて糸も出ています。

結果はコチラ↓

ヤフオク 4,000円
買取店 40,000円

なんと10倍の差が!

売ることを考えずに使用していたので、当然ギャランティーカードがなかったのですが「カードがあったらプラス1万円になったんですけどね~」と言われてしまいました。

お店の方によれば「2WAYだったらそこまでではないのですが、ラージサイズだから高値がつきました」とのこと。
プロしか知り得ない感覚だとは思うのですが、予想外の結果に驚きました。

② シャネルのマトラッセ
タイムレスクラシックの財布

2つ目はシャネルのお財布。
定番中の定番、「マトラッセ」のタイムレスクラシックというラインです。

3つ折りで色は黒。
全体的な使用感があり、少しの角スレと色焼けがあり、小銭入れの中には汚れもありました。
ランクとしてはBランク程度で、こちらもギャラティーカードはありません。

そして査定結果がコチラ↓

ヤフオク 15,000円
買取店 30,000円

先程とはレベルが違いますが、それでも3倍です!

お店の方によれば「人気のシャネル・定番のマトラッセだったのがポイント。状態もまずまずなので、鉄板で売れますよ!」とのことでした。

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③ バーバリーのオールレザーセカンドバッグ

お次は年配の男性がよく持つセカンドバッグ。
ブランドはバーバリーで、素材はオールレザーです。

状態はBランクで、小さな傷はあるものの全体的には良好。
ただし、内側のファスナーの金具がありません。

こちらの査定は↓

ヤフオク 1,000円
買取店 3,000円

もとの金額が低いとはいえ、3倍の値段が付きました!

4.ランバンのイケテイ製セカンドバッグ。

同じく男性用のセカンドバッグ。
ブランドはLANVINです。

こちらは新品未使用。保存時にできた小さな傷はありますが、ほかは問題なし。

査定は↓

ヤフオク 1,000円
買取店 3,000円

バーバリーの時と同じく、ヤフオクの3倍の値段が付きました。

 

このように、ヤフオクで売った時の2倍~10倍の査定結果が出たのですが、同行してくださった鑑定士さんにその理由を訊ねてみました。

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高価査定になる要素は、
「販売ルート」と「定番であるか」の2つ


ドットコム(以下C)「今回は同行までありがとうございました。値段ってこんなに違うんですね」

老舗質店店主(以下店)「いえいえ、実は僕も同業者として興味がありましたから。
でも同業者の僕ですが『えっ?』って思うような結果が多かったです

C「どうしてこんな結果になったんでしょう?」

店「まず、今日伺った買取店はかなりの老舗で、業界内でも実績・信頼ともにトップのお店です。
ですから販売ルートが想像以上に豊富なんだと思います。
このブランドならここで、このラインならあそこで…と、売り先が幅広い。老舗ならではの横の繋がりがあるんではないでしょうか

C「売るアイテムごとに、売り先を選べるんですね」

店「はい。そして2つ目が、今回持っていったアイテムが『定番アイテムだった』ということです

C「そうだったんですか!」

店「プラダならガレリア、シャネルならマトラッセは鉄板です。
また、セカンドバッグも需要はないですが、誰もが知っているブランドですもんね」

C「なるほど。それならば、知られているブランドの人気ラインなら、ヤフオクよりも買取店に持っていった方がいいんじゃないですか?」

店「それが、そうとも言い切れないんです(苦笑)。
今回はたまたまこうなった、というのが僕の体感ですね

C「偶然、4つともがヤフオクの査定を上回った」

店「ええ。やってみた結果にすぎないと思います。
それより今回僕が重要だと感じたのは、ヤフオクの特性です。

ヤフオクって日々、膨大な数のアイテムが入ってきます。
僕の店でもヤフオクをやっていますが、とにかく数が多いのですぐ埋もれてしまうんです

C「人気アイテムほど出品数も多いので、目立たないといけないんですね

店「はい。今回のプラダのガレリアや、シャネルのマトラッセのお財布はまさにそれ。
出品数が半端ないので、ヤフオクにお金を払って黄色く反転させて目立たせたり…

C「スクロールし続けるのはしんどいので、色反転したところでポチしてしまうかも」

店「そうなんです。人が行なうのは2スクロールくらいといわれていますしね。
G-SHOCKやアパレルだと検索で500以上出てきますが、色反転できるのは上位3つのみ。下の方になってしまったら実質売れません

C「厳しいんですね…」

店「今回出品されてたバーバリーやランバンのセカンドバッグに関しては『流行ってないから買取店では売れない。だったらヤフオクに』と思う人が多いんですよ。だから当然出品数も膨大になる。プラダやシャネルもそうです」

C「思い返せば、確かにガレリアはアクセスもよくて、ウォッチリストも50くらいあったんです。
でも蓋を開けてみれば落札価格が4,000円という結果…

店「モノが多いと検討するうちに埋もれ、埋もれたら買ってもらえない。ヤフオクの弱点だといえます。
それから、ネット経由で買う人が増えてきたことで、『状態』が前よりも重要視されていることも感じました

C「私の出品したのは、あまりいい状態ではなかったので安かったのかも」

店「最近買い手の中心である中国人バイヤーも、かなり状態をシビアに見ているとよく感じます。状態が悪ければ買いたい人の数も減っていきますからね

C「ではメルカリはどうですか?」

店「メルカリは出品期間が決まっているので、徐々に値下げしていく必要があるんです。
掘り出し物的な感じで高くなることもありますが、それでも今回のように、4,000円のものが40,000円になることはないと思いますよ

C「でも…ユーザーは情報が少ないので、モノによってヤフオクか買取店か選ぶのは難しそうですね」

店「やり方は2通りあると思うんです。
1つは、アカウントを2つ取ること。
もし自分の予測した価格が付かなかったら、他のアカウントから自分の希望の価格で落札する。
自作自演にはなりますが、他の方の落札が入っている場合のキャンセルだとマイナス評価がつくので、それよりはダメージは少ないでしょう。

2つ目は、先に買取店に持っていってからヤフオクに出す。
こちらは少し手間がかかりますし、店選びもポイントになるので少し高度かもしれません

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まとめ

今まで「人気のないものなら、ヤフオクで売った方が手間だけど高く売れる」と思ってきましたが、実際はこのような結果となりました。

しかし今回のケースはたまたまであり、そんな中で私なりにまとめるとすれば以下になります。

買取店>ヤフオクは絶対ではないが、定番なら期待が持てる
ヤフオクは出品数が膨大なので、人気アイテムほど埋もれる可能性大

③買取店は、老舗や実績のある店を選ぼう

ですから、もしヤフオクで伸びなかった商品や、予想より査定が低かった場合は、買取店に持っていくというやり方もあることを覚えておくといいかもしれません。

なじみの買取店があって、その店の販売ルートが豊富だったら、自分で売るよりも高く売れることもあるでしょう。

とはいえ、最終的には…

「やってみないとわからない!」

ということがいえそうです。

 

 

 

 

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