宝石を売る時、ダイヤモンドやルビーならまだしも、オパールだった場合「高く売れないだろうな」と思う方も多いかもしれません。

確かに20年くらい前までは、全くといっていいほど人気がなかったのですが、実は今、オパールが再注目されているんです!

オパールは主に、中東・東南アジアで人気が高くなっており、価格も上昇。
理由は定かではありませんが、この状況に「売れる」とふんだバイヤーたちも、これまで眠らせていたオパールを市場に出し始めています。

とはいえ「高いもの」と「価値がないもの」があります。
そこで今回は、価値の高いオパールの条件や種類、そして実際の査定価格、事前に知っておきたいことをお伝えします。

1.どんな種類でも「遊色効果」が
効果査定のポイントになる!

オパールは、自然が作った唯一無二の輝きが特徴で、9割以上がオーストラリアで産出されています。

オパールの種類は、値段の高い順から
①ブラックオパール
②ボルダーオパール
③ファイヤーオパール
④ホワイトオパール
⑤ウォーターオパール
の5種類がありますが、共通して高価査定になる条件が「遊色効果」があるかどうか。

遊色効果とは、「色が遊ぶ」という文字通り、ひとつの石の中にさまざまな色が見られることです。

オパールのイメージは、緑や青の色味が強いですが、最高級のものは、ご覧のように赤やオレンジの要素があり、しかも全体にいろいろな色がバランスよく入っていることが特色です。

こういった遊色効果の高いオパールは、高値で取り引きされ、中でも価値の高いブラックオパールであれば、かなり期待ができます!

オパールはあまり人気のない石でしたが、この遊色効果・その石だけの輝きを「面白い」「キレイ」「ホログラムのよう」と感じる人が増え、注目を集めたように思います。

また、パワーストーンやスピリチュアルがブームとなり、手軽・気軽にアクセサリーを付ける人が増えたことも、理由のひとつかもしれませんね。

それでは、先程挙げた5種類のオパールについて、詳しく見ていきましょう。

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2.オパールの種類はこの5種類!

1.高級オパールといえばコレ
ブラックオパール

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/jewelclimb/

最高級オパールと言えばブラックオパール。
市場で高値で取り引きされるオパールの大半は、ブラックオパールと言っても過言ではありません。

ブラックオパールは、もともとの色味が黒ということもあり、遊色効果が高ければ高いほど映えます。
それもブラックオパールが選ばれるゆえんでしょう。

大きさにもよりますが、最高級と呼ばれるものは100万円を超えたり、中には数千万単位で取り引きされるものもあります。

2.文字通り情熱的な
ファイヤーオパール

引用元:https://shop-nekoguruma.com/

2つ目はファイヤーオパール。
ご覧のように、地の色がオレンジをしているオパールです。

ブラックオパールに比べると遊色効果は見えにくいですが、独特の淡い色合いに根強いファンがおり、大きさ次第では高価査定になることも。

リーズナブルなものだと、こういったタイプもあります。
遊色効果はありませんが、パワーストーンなどによく用いられます。

パワーストーンのイメージが強い、ハリックアのファイアーオパール引用元:https://www.power-stones.jp/

3.作品で使われることも多い
ボルダーオパール

3つ目はボルダーオパール。

ジェムストーリーのボルダーオパール引用元:https://www.gemstory.com/

多くは原石(ルース)に近いものが出回り、このように二層に分かれているものもあります。
採掘量はやや多めですが、大きさや質によっては査定も上場。

原石が多いので、世界にひとつという印象が強く、アクセサリー作家さんが多用します。
特に、女性の顔をかたどったアクセサリー「エマイユ」で有名な梶 光夫さんも、ボルダーオパールをよく使っていらっしゃいます。

引用元:https://jex-gem.jp/

ボルダーオパールは個性的で美しいオパールですが、気をつけたい点が1点。

前述のように、2層になっているものが多いので、中には「貼り合わせ」をしている粗悪品が!
層のそれぞれに安い石を使い、ボルダーオパールとして売っているのです。

こうした「貼り合わせ」の場合は、価格が下がるのではなく、価値そのものがゼロ。買い取ってもらえません。

とはいえ、横から見るとわかったり、プロの鑑定士であれば見分けられる確率は100%。
信用できる鑑定士さんに見てもらえば大丈夫です。

 

4.もっともメジャーな
ホワイトオパール

4つ目が「ホワイトオパール」

引用元:https://shop-nekoguruma.com/

皆さんがイメージする、一般的なオパールがこれではないでしょうか。

遊色効果にはよりますが、残念ながらあまりにも多く出回りすぎており、査定にはほとんど期待できないでしょう。

5.爽やかな透明感が特徴
ウォーターオパール

最後がウォーターオパール。

引用元:https://shop-nekoguruma.com/

名前の通り、まるで水に浮かんでいるように色が広がる、こちらも個性豊かなオパール。

しかし希少価値はあまりなく、前述のホワイトオパール同様、査定にはあまり期待はできません。

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3.気になる実際の相場を、一挙紹介
高価査定が狙えそうなら、ぜひ鑑別書を

さて、オパールの種類を紹介したところで、気になる相場を見ていきましょう。

宝石の査定には、1ctあたりの値段を表す「ガイ」という単位が用いられるのですが、それぞれをガイで表していきます。

まずブラックオパールの場合、いいものだとガイ(1ct)あたり、10~20万円。
ボルダーオパールは、同じくいいものだと、ガイ(1ct)あたり、5~10万円弱。
ファイヤーオパールも、同じくいいもので、ガイ(1ct)あたり、2~5万円。

残念ながら、ホワイトオパールやウォーターオパールは、前述のように期待薄。

多くは、地金の重さと周りの装飾で査定して、少し切り上げ程度。
12,000円だったなら15,000円になるくらいです。

また、以前エメラルドなどの回でもお伝えしましたが、クオリティの高い石には、装飾にもいい石がつき、デザインも美しい傾向にあります。

もし、お持ちのオパールがブラックオパールだった場合、鑑別書があるとさらに査定アップするでしょう。
鑑別書は品質の証。数割アップも望めます。

鑑別書は自身でも取れますが、買取店や質屋でも代行をお願いできます。

優良店であれば、査定に行った際に、鑑別書を取った方がいいかを教えてくれるでしょう。
優良店の選び方は、老舗または有名店であることが第一条件。
とはいえ、新人など見抜けないバイヤーもいるので、歴史があり、地元密着の店を選ぶのがポイントです。

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4.事前に知っておきたい注意点
「リザードスキン」


さて、オパールについて詳しくご説明してきましたが、最後に注意点を1つ。

それが「リザードスキン」。直訳すると「トカゲの皮」という意味になります。

ボルダーオパールのところで述べた「2層になっている場合、貼り合わせの可能性がある」ということも注意点ですが、リザードスキンも気をつけたいポイント。

リザードスキンは、スポーツ業界では滑り止めグッズを指しますが、オパールでは「模擬石」「人工石」を指し、その特色は、遊色効果がどこか規則的・人工的なところです。

引用元:http://www.sekaimon.com/

粒子で見ると、このようにやや四角いことがわかります。

引用元:http://1st.geocities.jp/gemhall2/index.html

リザードスキンはニセモノです!
たとえ見た目が美しかったとしても、偽物なので1円の価値もありません。

一般ユーザーが見てもわかる場合もありますが、巧妙に作られていることもあるので、信頼できる買取店で鑑定をお願いしましょう。

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5.まとめ

世の中の価値観変化により、高価査定の対象として少しずつ話題を集めているオパール。

もしお持ちのオパールがブラックオパールだった場合は、高価査定に期待大!
次いで、ファイヤーオパールやボルダーオパールも人気です。

逆に、昔から広く知られている、ホワイトオパールとファイヤーオパールは期待できません。

もしオパールを持っているようなら、信頼できる鑑定士に相談し、「貼り合わせ」や「リザードスキン」でないことを見てもらいましょう。
そして、もしブラックオパールであれば、鑑別書を取った方がいいかも相談しましょう。

買い取り業界で「売れるもの」は、バイヤーでも予測がつかないほど、日々変化しています。
お持ちのものが「流行遅れかも」とあきらめず、いろいろな情報を仕入れて、賢くモノを売りましょう。

 

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