急にまとまったお金が必要になった時にキャッシングを利用する方は多いと思いますが、実は質屋さんでもお金が借りることができます。

そもそもキャッシングとは、キャッシュカードやクレジットカードを使って消費者金融の窓口や銀行などのATMやCD(現金自動貸出機)でお金を借りることができるサービスのことを言います。

これに対して質屋は、担保となるブランド品や貴金属などを預けてお金を借り、期限までに金利と元金を返せば担保が戻ってくるという仕組みです。
もしお金を返すことができなければ担保は戻ってきません。

1970年代にキャッシング業者が現れてからは多くの質屋が廃業し、このシステムも比較的珍しいものとなってしまいました。

ですが、昔は庶民がお金を借りる方法としては一般的なスタイルだったのです。

ここで気になるのは、質屋とキャッシングのどちらでお金を借りた方がお得なのかということですが、金利を考えるならキャッシングが圧倒的にお得です。

しかし、これは金利の面から見た結論で、質屋でお金を借りる方が良い場合もあります。

ここからは質屋とキャッシングについて、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

質屋でお金を借りるメリット・デメリット

質屋でお金を借りる時のメリット・デメリットを2点ずつご紹介します。

メリット1・お金を借りても借入履歴が残らない

キャッシングを利用した場合、信用情報機関というところにその履歴が残りますが、質屋の場合はそのお店以外の場所に履歴が残ることはありません。

極端な話、俗に言う「ブラックリスト入り」をしていても、担保となる品物の査定だけでお金を借りることができるのです。

メリット2・質流れになれば借金はなくなる

質屋でお金を返せなかった場合は質流れとなり、担保として預けていた品物が返ってこなくなるだけで、督促や取り立てはありません。

デメリット1・キャッシングより金利が高い

キャッシングの金利の上限が年利20%であるのに対し、質屋の上限金利は年利109.5%と、なんとその差は5倍以上になります。

これは、質屋が他の金融業とは違う「質屋営業法」に基づいて営業していることや、基本的に融資の期間が3ヶ月 という短期間であることなどが理由です。

デメリット2・「質」にできる担保が必要

当然ながら質屋でお金を借りる場合は、担保になるようなそれなりに価値のあるものを持っていないといけません。

いくらお金を借りる人にとって価値のあるものであっても、査定額が低ければその額しかお金を借りることはできません。

キャッシングでお金を借りるメリット・デメリット

ATM
キャッシングについても2点ずつ、メリット・デメリットをご紹介します。

メリット1. 質屋より金利が安い

質屋の年利が上限109.5%であるのに対し、キャッシングの年利は上限20%と、キャッシングは5分の1以下の金利となっています。

また、質屋の融資期間が3ヶ月であるのに対して、キャッシングは年単位でお金を借りることが可能です。

メリット2. 担保が必要ない

キャッシングは基本的に、身分証明書を提出し、審査に通ればお金を借りることができます。

質屋の場合は50万円借りることはなかなか難しいですが、大手消費者金融の場合は50万円くらいであれば大抵当日にキャッシングできます。

デメリット1. 借入履歴が残る

質屋の場合とは反対に、キャッシングを利用すると信用情報機関に審査や借りたり返したりした履歴が残ります。

過去にトラブルがあってブラックリストに入っている人などは、審査に通らない可能性が高くなります。

デメリット2. 返済が滞ると督促や取り立てがある

キャッシングは担保がない代わりに、お金を借りる人を審査し、お金を貸す側がその人を信用することで成り立っています。

したがって、もし返済が遅れた場合は督促や取り立てがありますし、返済できない場合は財産や給料の差し押さえなどが行われる可能性があります。

このように、質屋とキャッシングにはそれぞれのメリット・デメリットがあります。

お金を借りようと思った時は、ご自身がどういう状況にあるのかを考えて選ぶと良いかもしれませんね。

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