永遠を誓い合って結婚したカップルも、人生にはいろいろな出来事があり…やむなく離婚するケースもありますよね。

荷物の片づけをしていた時などに、かつてもらった婚約指輪を見てしまい、切なくなったり「もう手放そうかな」なんて思う人もあるかもしれません。

もしこんな時「思い切って、売ってしまおう!」となった場合は、買取業界からいうなら「今すぐ!」売ってしまうことがおすすめ。

その理由は、婚約指輪を中心としたジュエリーで使われるプラチナが、かつてない下落傾向にあるからです。

今回はその背景や相場をお伝えしていきます。

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1.プラチナの下落が止まらない!
現在の価格はいったいいくらなの?

プラチナが下落しはじめたのは、2013年頃から。

理由は後ほど詳しく述べますが、
現在、プラチナ(pt900)の1gあたりの買い取り価格は、2,770円。
かつては1g4,000円台の時代もあったので、これは驚くべき数字です。

では婚約指輪で換算してみましょう。

婚約指輪は一般的にはだいたい5g前後。
石の値段を含まず、単純に素材だけで計算すると、
2,770円×5=13,850円。
4,000円台の時代なら20,000円を超えていたので、かなり減っていることがわかります。

さらに、この価格は今後上がる予想はなく、さらに落ちるとも言われています。
そうなると、まさかの10,000円を切る日が来るかもしれません。

ちなみにプラチナだけでなく、金の値段も少しずつ下がっています。

同日の金(18k)は、1g3,436円。
プラチナよりはまだいいですが、婚約指輪や結婚指輪は宝石の見栄えが良く、加工しやすいプラチナを使うことが多いので、ブライダルジュエリーは全般的に早く売ったほうが良さそうです。

※価格のデータは2018年9月20日のものです

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2.最大の理由は、ご存知
「フォルクスワーゲン問題」

プラチナの下落の要因はさまざまですが、最大の理由は何をおいても「フォルクスワーゲン問題」。

ごく簡単にお伝えすると、フォルクスワーゲンで、排ガスの車よりディーゼルの車を売ろうという流れになり、排気ガスを軽減するための機械を作るため、プラチナが必要に。

フォルクスワーゲンの動きを見ていた大手自動車各社も、こぞってその機械を作るためにプラチナを買い集めました。

しかしその機械を搭載した車種を発表した瞬間、リコールが3万台出てしまったのです。
わかりやすくいうなら、プラチナを使ってはいけない機械だったのです。
それが世界的な問題になったのが、2015年のことでした。

該当する機械にプラチナがNGとなれば、フォルクスワーゲンだけでなく、各社もプラチナを売ろうとしたり、仕入れ業者などに戻すことになります。

しかし、プラチナ全体から見て、自動車が占める割合は4割。
これを各社が全部売り始めるわけですから、当然、供給過多になり、プラチナの価値も大きくダウンしてしまいました。

現在も、プラチナを仕入れ業者などに戻す動きは続いています。
よって、今後も下落が止まらないことが予測されるのです。

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3.世界経済の激変や、
若者の購買意欲の低下も要因に


先ほど述べたように、影響力やシェアの面から見ても、一番大きいのは「フォルクスワーゲン問題」です。

しかし理由はひとつではありません。

いろいろな見方はあるのですが、中国の需要減少もそのひとつ。
「爆買い」が年々落ち着きを見せ、中国では貴金属を買う人がどんどん減っています。

またお国柄もあるのか、中国の方が好きなのは、プラチナよりも見た目が華やかな金。
このような理由も、中国の需要減少を押し進めているようです。

日本に限って言えば、若者の購買意欲の低下が挙げられます。

若者の車離れや、飲酒の機会の減少にも共通するかもしれませんが、最近はその場の消費や憧れから何かを買うのではなく、地に足のついた出費を選ぶ傾向にあり、「財布のひもが固い」ということがいえます。

もちろん、オシャレが好きな若者は今も昔も変わらず一定数いますが、バブル時代のように「猫も杓子もジュエリーを買いあさる」時代ではなくなりました。

購買意欲の低下は個人レベルの話ですが、全体的に見ると、やはり影響があるといえるでしょう。

また、専門的な話では、アメリカの利上げを発端にした、世界のプラチナ需要減少や、イギリスのプラチナ生産大手「ロンミン社」の事業の閉鎖問題といった、業界の理由も多々あります。

こうして、大きな問題と小さな問題が折り重なり、プラチナの価格はダウン。
買い取り金額も下がっていますし、資産としての価値も、当然下がってきているのです。

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4.まとめ

以上、プラチナの下落は2015年の「フォルクスワーゲン問題」が最大の理由ですが、各国の小さな要因も重なり、今後、プラチナの価値が上がることは難しく、もしかすると、急な下落も予想されます。

もし、不要になってしまった婚約指輪や結婚指輪がお手元にあるようなら、今後の下落を考え、早めに売ってしまうことをおすすめします。

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