今回は、女性なら誰でも憧れるハイブランド、エルメス(HERMES)を売りたい時、確認しておきたいポイントをお伝えします。

 

これまで、ルイヴィトン編やシャネル編でもお伝えしてきたように、どんなブランドにも共通して確認しておきたいことがあります。

それが
①人気ラインかどうか
②年式
③状態(付属品も揃っているか)
の3つ。

①の「人気ライン」と②の「年式」はブランドごとに異なりますが、③の「状態」について、鑑定士はこんなところを見ています。

・角スレ
・持ち手の状態(特にヌメ革の変色)
・内部の汚れ

角スレや持ち手は誰でもお店に行く前にチェックしていきますが、忘れがちなのが「内部の汚れ」。

自分ではあまり使っていないと思っていても、内部が汚れていることは多く、バッグならば「口紅やファンデーションの汚れ」「筆記用具の跡」、財布ならば「小銭入れの中の汚れ」などがあります。

見た目がキレイだからと思ってしまうと、予想外の結果になることもあるので、外はもちろん中もしっかりと見ておきましょう。

では次にエルメスに関する「人気ライン」と「年式」について、もう少し細かく見ていきます。

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1.敵なしの女王、バーキン。ケリー&コンスタンスも◎

エルメスの買取ナンバー1ラインと言えば、言わずもがな「バーキン」。

ブランドバッグの中では、人気も買取金額もトップ。
まさにバッグの女王様と呼ぶにふさわしい存在です。

その理由は、エルメスのバーキンの買取金額が飛び抜けて高い理由はこれだ!でもご紹介したように

①とにかく人気が高い。予約制なので店頭で見ることもほぼない。
②すべてが職人の手作業。完成まで少なくとも1年を要する。
③素材&カラーのバリエーションがとにかく豊富!

などなど。

もともと人気が高く、店頭にもほとんど並ばないうえに、1人が年間で買えるのは2個まで。
すべての工程を手作りで行うこともあり、その希少価値はどんどん上がっていくのです。

また素材が50種類以上、カラーが200種類以上あるのも人気の所以。
組み合わせれば、なんと10000以上の種類になります。

エルメスのバーキンの買取金額が飛び抜けて高い理由はこれだ!でもご紹介したように、
人気が高いのは、素材なら牛革やクロコダイル、カラーは上の写真のエトゥープ、そして黒。
サイズは使い勝手のいい25センチです。

バーキンはすべてにおいて高値になり、どれだけボロボロでも値段が付くのが、ほかのブランドと大きく違うところです。

ただし「色」には注意。
人気色かそうでないかで、何十万の差がついてしまいます!

具体的に不人気なのが、ブルー系、グリーン系。
ピンク、イエロー、オレンジ系も期待薄。
個性が強すぎず、どんな服にも合うような色が人気のようです。

そしてこちらが「ケリー」。

名女優、グレース・ケリーの名を冠したバッグとしても知られています。

小ぶりのケリー、その名も「ミニケリー」「ミニミニケリー」もあり、小さければ小さいほど高値になります。
名前のように、人形をモチーフにした「ケリードール」も希少。

引用元:http://www.celeb-brand.com/goods_he-ba-0965.html

 

「コンスタンス」は発表から約50年経ちますが、オーソドックスなデザインと「H」のロゴが印象的。

J・Fケネディの妻、ジャクリーンが愛用していたそう。

エルメスのラインは、ヴィトンやシャネルほど多くはないのですが、上記3つ以外のラインは人気薄。
「ボリード」「ガーデンパーティ」なども高価買取は期待できません。

2.使いにくいけれど大人気の「ベアンスフレ」など、財布も◎

エルメスは財布も人気です。

エルメスのロゴをかたどった留め具と、上品なデザインが人気の「ベアン」。

 

   

引用元:http://www.loire-kobe.co.jp/

ひと目見ただけでエルメスとわかるデザインです。

ただし「機能性よりデザイン重視」なので、正直使い勝手はよくはなく、留め具に毎回ストラップを入れるのも手間がかかり、検索では「ベアン 使いにくい」と予測変換されることも。

とはいえ上品さはピカイチですよね!

このスフレにマチをつけ、機能性を高めたのが「ベアンスフレ」。

引用元:http://www.loire-kobe.co.jp/

1センチのマチをつけたことで、約100枚のお札が入れられるそう。
ただし小銭入れ・カードの収納については「ベアン」と同じです。

ケリーをコンパクトにしたのが「ケリーウォレット」。

引用元:http://www.loire-kobe.co.jp/

デザインと収納力のバランスが取れた財布です。

そして、機能性と収納力が特徴の「ドゴン」。

引用元:http://www.loire-kobe.co.jp/

前述3つの財布とは異なり、シンプルで収納力のあるこちらは、男性でも使いやすいデザイン。
セリエボタンもポイントになっています。

3.キーホルダーやチャーム、食器。小物も見逃せない!

エルメスは、シャネル同様「熱狂的なファン」や「コレクター」がいるブランドでもあるので、小物の人気が高いのも特色。

皆様ご存知のスカーフやベルトをはじめ、キーホルダーやチャーム、食器といったメジャーなものはもちろん、ぬいぐるみや、

引用元:https://www.rakuten.co.jp/watch-timezone/

ソーイングセットなんて洒落たものも。

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/vector-mizusawa/index.html

そして、エルメスの礎を思わせる、馬具も人気。こちらは馬具入れ。

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/brandoff/

熱心なコレクターが全国にいるため、珍しいければ珍しいほど高値で取り引きがされます。

4.ショルダーストラップが80万円?! 付属品の紛失は絶対NG

エルメスのアイテムを売る際、気をつけたいのが付属品です。

例えば「エールライン」などにはカギがついています(写真左下)。

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/brandoff/

正式にはカギを受ける側を「カデナ」、キーが入っているストラップを「クロシェット」と呼びますが、こちらを無くしただけで数万~10万円程度、査定が低くなります。

中でも一番無くしてはならないのが、ショルダーストラップ(バッグの肩ひも)。

理由は、エルメスがストラップを単体で作ることはないから。
正確にはオーダーができますが、数年待たなくてはなりません。

そのためストラップがないだけで、50万円以上査定がダウンするケースも。

こうした理由からストラップだけを探している業者もあり、エルメスのアイテムそのものの値段も高いので、付属品ながら驚くような値段で取り引きがされています。

例えばクロコダイルのバーキンのストラップに、80万円の値が付いたことも!

つまり、エルメスの付属品は無くしたら終わり。
他のブランドやアイテムと比べて、特に注意が必要です。

エルメスのアイテムはもともとの値段が高いので、状態によって査定が大きく変わり、角スレがあるだけで3~4割落ちることもあります。
そのため修理をしてから売ろうと考える方も多いのですが、一般的な店でバーキンを修理すると、すぐにバレます。

ですから、まずはエルメス本体で見積もりを取り、価格や期間(1~2年を要する)を見て判断しましょう。
場合によっては、ボロボロのままで持って行った方がいいかもしれません。

最後に年式について。

エルメスも他のブランド同様、新しければ新しいほど査定はよくなります。
エルメスの年式は、記号1文字で表されており、2018年はC、2017年はA、2016年はXでした。
規則性はありませんが、1971年~1996年までは〇、1997~2014年までは□で囲われていました。
※1970年までは囲われていない。

気になる方は、検索してみてください。

5.まとめ

以上、エルメスのアイテムを売る時に気をつけたいことをお伝えしてきましたが、確認しておきたいポイントは次の4つ。

①ダントツはバーキン。希少価値の高さでどんなものでも高価だが「色」と「素材」が要。次いでケリーとコンスタンスも人気。
②高いデザイン性の「スフレ」「ベアンスフレ」といった財布にも注目。
③全国のマニアが探す小物は、珍しければ珍しいほど高値に。
④元の値段が高いだけに、付属品の紛失は絶対NG。

角スレや持ち手の変色といった「状態」はいうまでもありませんが、以上4つのポイントもチェックした上で、持っていきましょう。

事前に、自分の持っているアイテムを買取専門サイトやオークションサイトで価格を調べてみるのもいいかもしれません。
その場合は、販売価格の6~7割程度が、買い取ってもらえる金額だと考えるといいでしょう。

特にバーキンはカラーと素材によって何十万、何百万の差が出てくるので、買取店のライン査定などを活用するのもオススメです。

※引用元の記載がないアイテムは、すべてhttps://www.lecrin.jp/

 

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