リユース店や買い取り店のアイテムとして、まっさきに思い浮かぶ「アパレル」。
このアパレル、全体のアイテムの中で、どのくらいの割合を占めるかご存知ですか?

答えはなんと75%!

まさに名実ともに、業界の主力商品といえるアパレル。

しかし、誰もが一度は感じるのが
「なぜ、メンズよりレディースの買取金額が安いの?」
ということ。

以前「レディースアパレルの買取の注意点や高価買取が期待できるブランドを大公開!」や、
「必見!高価買取が期待できるメンズアパレルブランドをご紹介!」でも触れましたが、
レディースアパレルの売り買いの際は、メンズより注意点が多いことも特色です。

そこで今回は、いろいろな面からその理由に迫ってみたいと思います。

1.定価の高いメンズVS定価の安いレディース

1つ目の理由は、もともとの定価の違い。

買取業界では、定価が高い=買取価格も高いが定石。
ですから当然、買取価格も高くなるのです。

ではなぜ、メンズとレディースで定価が異なるのかについては、後ほど詳しく説明しますが、大まかにいうと、世の中に出る絶対数やこだわりがカギとなります。

男性はこだわりが強く、長く愛用する傾向にあるため、定価が高くても売れます。

一方で女性のアパレルは「流行サイクルが早い」「アイテム数やブランド数が多い」という理由から、定価を安くしないと売れない、もしくは定価が下がってしまうのです。

2.中古でも買いたいメンズVS新品が好まれるレディース

男性はもともと、女性に比べて中古へのハードルが低く「中古でも新品でも「自分の好きなもの(ブランド)が欲しい」という気持ちを持っています。

そのため中古の回転率も自然と上がり、買取金額も高くなるのです。

一方女性は新しいものが好きという性質に加え、先程述べたように、

定価が安い

たくさん買える

価値が下がる

価格が安くなる

のループを繰り返していきます。

その結果「せっかく買うなら新品」と購入された大量のアイテム、しかも定価の安いものが買取店に持ち込まれ、買取金額も安くなってしまいます。

3.トレンド安定のメンズVS流行がすぐ変わるレディース

アパレルにおいて、レディースとメンズの大きな違いになるのが、この「トレンド」ではないでしょうか。

男性のトレンドはあまり大きな変化がありません。
例えば女性の流行がシーズンごとに変わるとするなら、男性は1、2年。
「世の中の流行」<「自分の好き」なので、そのこだわりを貫くのです。

しかしご存知のように、女性の流行はすぐ変わります。

春夏秋冬はもちろん、その間の微妙なシーズンですら、雑誌やネットで「コレが今の旬」という情報を流します。

デパートやファッションビルを見ても、女性ブランドの入れ替わりは激しく、充てられたフロアも圧倒的に女性の方が多いですよね。
「バーゲンに行かなきゃ!」と足を運ぶのも、大半が女性です。

カテゴリーや系統の面から見ても、男性はカテゴライズがざっくりしており、せいぜい「ドメスティック系」「セレクト系」「アメカジ系」くらい。細かい差はあまり見られません。

これに対して女性は「スカート」というカテゴリーにも、丈・素材・形がさまざまありますし、「女性らしい」という系統を見ても「フェミニン系」「ゆるふわ系」「お姉さん系」など、男性と比べると細かい区分けがたくさんあります。

当然ブランドの数も、女性の方が圧倒的に多く、男性に比べると100倍以上あるといわれています。

このように、トレンドが変わりやすく、アイテムの種類も量も多いレディースは、来シーズンに売れる可能性もグンと低くなります。

ということは、安くてもいいから今シーズンで売り切らなくてはならず、結果、買取金額も安くなるのです。

4.こだわりのメンズVS流行大好きレディース

これまで述べた理由とも似ているのですが、とにかく男性は「こだわり」が強い生き物。

中には流行を追う人もありますが、基本的には流行より自分。

女性に比べると「洋服買うのが大好き!」という絶対数は少ないものの、その分こだわって選ぶ人が大半で、そのレベルは「マニア」といっても過言ではないほど。

また、好きなブランドも長年変わらない人が多いため、どんなに流行が変化しても、メンズの場合は「ブランドバリュー」だけで確実に売れていきます。

しかし、女性はブランド<流行。

ですから「来年は着られないかも」とリーズナブルに買うことが多く、自然と流通するアイテムも増え、価格に影響してしまうのです。

5.体型やライフスタイルが変わらない男性VS変わる女性

あなたが女性ならご主人や父親を、男性であればご自身を考えてみてください。

10年以上同じものを着ている男性って、結構多くありませんか?

男性は体型があまり変わらないといわれています。
厳密にいえば「新婚」の時に男性はやや太る傾向にありますが、いざ太ってしまっても「痩せよう」という努力をしない人が多いようです(苦笑)。

しかし女性はホルモンのバランスで太ったり痩せたり、妊娠・出産で体型も激変します。

そして男性とは異なり「痩せたい!」という願望が強い生き物。
10年間の間に、10キロ太ったり痩せたりを繰り返すという話も、女性にではよく聞きますよね。

こういった理由で、男性は同じものを長年着続ける傾向にあります。

買う際も「長く着よう」と吟味していいもの=高いものを選ぶため、値崩れがしにくいのです。

まとめ

レディースのアパレルは、

・もともとの定価が安い
・せっかくなら新品を買う
・トレンドの流れが早い
・ブランドが多い
・カテゴリーが多い

などの理由でモノが大量に持ち込まれ、結果回転率も鈍り、買取価格が安くなってしまうといえます。

一方男性は

・もともとの定価が高い
・中古に抵抗がない
・流行より自分のこだわり
・トレンドが安定

などの理由で、回転率も高く価格も高くなるということがいえます。

買取店でも、これらの差が顕著に表れ、女性の来客者は男性の3倍、アイテムの数は10倍くらいの差があるといわれています。

また、女性は買い取りの際、ダンボールに詰めて何箱も持ってくる傾向にありますが、男性は1点だけ持ち込む方も多数。

このように、買い取りの方法まで違ってくるため、例えば同じようなアイテムが持ち込まれた場合、メンズの買取金額が500円なのに対し、女性は1円なんてこともあるのです。

普段の生活でも、男性と女性の違いを感じる場面は多々ありますが、こうした男女の価値感や性格、モノへの考え方の違いは、買取価格にも影響があるようです。

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