母から譲り受けた宝石の指輪。

もう使わないし、持っているくらいなら売ってしまおうと思って買取店へ。

それなりに高かったと聞いていたから、心の中ではワクワクが止まらない状態。

査定が終了し、提示された金額は「○○○円です。」

「…。」
「…。」
「…。」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!安っ!!!」

皆さんもこんな経験お持ちじゃないですか?

実はこの話のように、ジュエリーの買取金額は安く思われがちなんです。

では一体なぜ安く思われてしまうのでしょうか?そもそも本当に安いのでしょうか?

今回はジュエリーの買取金額が安く思われてしまう理由と、はたしてその買取金額は適正かどうかを検証します。

販売価格が高いため、買取金額への期待値が大きい

ジュエリーはとにかく販売価格が高いイメージですよね。

安ければ数万円の物もありますが、高い物に関しては天井を知りません。

一般の方なら、販売価格が高ければ当然買取金額も高くなるはずと思ってしまいがち。

そのため、購入した金額と買取金額に大きな落差があると、その分ショックも大きくなります。

では一体どのくらいの落差が生じているのでしょう??

買取業界では通常、販売価格の“1/10″が買取金額になると言われています。

驚かれる方も多いとは思いますが、買取業界ではもはや当たり前の共通認識なんです。

そう考えるとバッグや時計に比べて、換金率は非常に悪く感じてしまいます。

しかし、買取金額が販売価格の1/10になってしまうのには、明確な理由が存在します。

販売価格が高い理由は関わる業者が多いから

ジュエリー一つを製作するにあたって、そこにはいくつもの業者が関係しています。

①ジュエリーに付ける宝石を採掘する業者
②その宝石を仕入れる宝石商
③宝石商から宝石を仕入れるジュエリー製作業者
④ジュエリーをデザインする業者
⑤完成したジュエリーを販売する販売店

少なく見積もっても5社が関係しており、その取引の際には必ず中間マージン(それぞれの業者の利益)
が発生しています。

先ほどの話、買取金額が販売価格の1/10になってしまう理由は、原価の10倍の中間マージンが発生しているということです。

★ダイヤモンドの販売価格が高いもう一つの理由

ダイヤモンドの価格を語るうえで外せないのが、「デビアス」というダイヤモンド採掘業者。

ダイヤモンドは、18世紀中ごろにアフリカ大陸で採掘され始めました。

インドやブラジルの鉱山からはあまりダイヤモンドが採掘されなくなってしまいましたが、アフリカ大陸では採掘量も年々増加傾向にあり、流通量も増えていきました。

そこに目を付けたのが、デビアス社です。

デビアス社は、その豊富な資金力で鉱山の90%近くを買い占めることで、市場の独占に成功。

要するにダイヤモンドを仕入れるには、デビアス社を経由しなければならなくなったということです。

そうなると、ダイヤモンドの仕入れ業者はデビアス社の言い値でしか買い付けることが出来なくなり、その煽りを受けてダイヤモンドの価格は高騰していきました。

その後にプレミアム鉱山、いわゆる質の良いダイヤモンドが採掘される鉱山が各地で発見されたので、今現在デビアス社の市場シェアは40%までに下がりましたが、その影響力は強大。

デビアス社が良質ではないと判断したダイヤモンドは、高額で取引されずらいのが現状です。

高額で売れるダイヤモンドを仕入れるには、結局デビアス社所有の鉱山で採掘しなければなりません。

これが、ダイヤモンドの価格を高騰させるもう一つの原因です。

ジュエリーの買取金額は”安い”のではなく適正金額

先の話で説明しましたが、中間マージンは買取金額に反映されません。

買取店は「その物の価値」のみを判断しているので、決してその金額が”安い”わけではないのです。

ただ、買取店によって買取金額にばらつきがあるので、ジュエリーの買取を希望している場合には、こちらの記事もチェックしてください。

宝石鑑定士が教えるダイヤモンドを高く売るコツ!!

同じ1カラットのダイヤのジュエリーでも査定額が違う理由とは!?

高価買取が期待できる宝石とは??

鑑定書の有無で買取金額が変わるってホント!?実際に比べてみた!

まとめ

いかがでしたか??
これでジュエリーの買取金額が安く思われてしまう理由がわかったと思います。

なにもジュエリーを買うなまでは言いませんが、
せっかく買うなら、売ることは考えないでおきましょう!

高級ジュエリーは女性にとって永遠の憧れですよね。
でももし、やむなく売らなければならなくなったら…
是非参考にしてみてください!

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