買うときは何十万円とする着物ですが、売るとなると残念なことに期待以下の金額に。。。

着物を売りに買取店や質屋、リサイクルショップなどに行かれた方で

こんな残念な経験をされた方はきっと多いはず。

今回はそんな着物の買取事情をのぞいてみました☆

 

着物の買取金額が安い理由

着物を着る人が激減!

ちょっと思い返してみてください♪

あなたが街を歩いていて、着物を着ている人と何人くらいすれ違いましたか?

きっと多くの人が、すれ違わなかったと答えると思います。

逆に着物を着ている人を見かけると目で追ってしまうくらいですよね。

残念ですが、それだけ日本人は着物を着なくなってしまったんです。。。

需要がなくなっている着物ですが、若い世代にはリメイクしたものや

アンティーク調の着物が一部流行りました。

それでも全体でみたら着物の需要はかなり低いと言ってよいでしょう。

日本人にとって着物は、非日常的なものとなってしまったんですね。

買取店や質屋、リサイクルショップなどのは、

需要がないもの・見込みがないものは買い取った後さばきづらいので、

結果的に、高い買取金額はつけれないということなんですね。

日本人の体型の変化!?

着物の買取で重要視されるポイントの一つが着物の  “寸法”  。

昔の人と比べ、今の日本人は食生活や生活スタイルが欧米化し、

平均身長が高くなっています。

柄行や状態がよくても、肝心な寸法が合わなければ着物を着ることはできません。

洋服と違って、着物は一人ひとりの体型に合わせて仕立ててあるので、

着物を買い取ってそのまま販売したところで、なかなか売れないのが現状。

そのため、中古の着物には “お直し” が必要となるケースが多いです。

裏を返せば、お直しをしたら売れる見込みのある着物でなければ

買い取ってもらえないということですね。

調べたところによると、20年~30年前ぐらいから反物の幅が広くなったとか。。。

今の反物でも仕立て方によってサイズUPできるものとできないものがありますが、

20年~30年前よりも前に仕立てた着物ですと必然的にサイズUPは難しくなります。

そのため古い着物ですと、状態など加味せずとも買取金額に期待がもてません。

では実際どれくらの寸法が理想的なんでしょうか…

実際に着物を仕立てている和裁士さんに聞いてみました☆

ここ数年で仕立てている着物の平均的な寸法です。

部位 寸法
身丈(みたけ) 4尺3寸~4尺4寸 163㎝~167㎝くらい
裄(ゆき) 1尺7寸5分~1尺8寸 66.3㎝~68.2㎝くらい
袖丈(そでたけ) 1尺3寸 49.2㎝くらい

これくらいの寸法が確保できるものでないと

今の日本人の体型には合わないということなんですね。

それにしても、今の方たちは手足が長いんですね・・・(笑)

「購入時期」と「保存状態」がものを言う!?

10年ごとにトレンドが変わると言われている着物業界。

着物の色味・柄行を見るだけでいつ頃のものかおおよそ検討が付きます。

そのため、着物の買取では『  色味と柄行  』が重要なポイントに!

※ただし、喪服とウールは買取自体してくれない場合が多いのでご注意下さい。

参考写真(例)

こちらは、この一山で買取金額おおよそ
1,000円~3,000円ほど。

古くてシミや黄ばみがあったり、
色味や柄行が古いと点数があっても
金額があまりの伸びません。

 

着物は着なくて置いておくだけでも劣化してしまうもの。

マメに手をかけなければ、カビやシミができてしまいます。

お手入れをと思い、クリーニングに出したら

なんと、2~3万円くらいかかってしまう場合も。

なおかつ、着物は洗えば洗っただけ傷みますので、

扱いに慣れていないと本当に大変なものなんです。

このように着物の買取価格は需要の問題だけでなく、寸法や購入時期、保管状態など

さまざまな要素を踏まえて買取金額が決まるということが分かりましたでしょうか?

 買取価格に期待が持てる着物たち

❖作家もの / 伝統工芸士もの❖

一概に着物の買取価格が安いというわけではありません。

『作家もの』『伝統工芸士もの』は高価買取してもらえる対象です。

 

参考写(例)

 

加賀友禅 
作  家 :太田 秀典
買取金額:最大5万円程度

 

さらに査定額がアップ!
 〝  証紙  〟は重要!!

 

そもそも「 証紙 」って何??

 

「 証紙 」とは簡単に言うと、

着物の産地や作家名、種類を記載している紙(布切れ)のことで、

その着物の価値を証明してくれる証明書のようなものです。

織り元の名前や、伝統工芸品の伝承マークなども記載されているので、

どのような着物なのかは、その証紙を見れば一目瞭然。

高価な着物でも証紙がないと判断しがたい着物もたくさんあるので

証紙がその証明となり、買取額がグッと上がります。

裏を返せば、高価な作家ものや伝統工芸士ものでも証紙がないことによって

買取金額を下げられるということですね。

証紙は捨てずに着物と一緒に持って行きましょう。

❖有名産地もの❖

温かみのある風合いが魅力的な「結城紬」

超緻密な絣模様が美しい「大島紬」

そのほか「牛首紬」「久米島紬」など

有名産地の着物も買取額に期待が持てます。

こちらも証紙を合わせて持って行きましょう☆

◆まとめ◆

着物の買取事情について説明しましたが、

参考になりましたでしょうか??

今、着物の買取相場は昔に比べると話にもならないくらい

下がってきているのが現状です。

小耳にはさんだ情報によると、

今後ますます中古の着物の買取市場は厳しくなるとのこと。

少しでもシミや黄ばみなどがあると全く値段が付かないなど

良し悪しをハッキリと分けて査定するようになるそうです。

じゃあ古い着物を売るのって厳しいのかなぁと

あきらめがちになってしまいますよね。

しかし着物をしっかりとみることのできる

着物の買取専門業者に依頼してみてください☆

着物の知識がしっかりとあり、コストがかかってしまうシミ抜きや

クリーニングを自社内でやっているところもあるので

リサイクルショップや質屋さんより期待がもてるはず♪

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