「ミンクの毛皮のコート、今年も着る機会がなかったわ・・・」

「ザ・バブルって感じで恥ずかしくて着れない・・・」

いろいろな理由からタンスの肥やしになりがちな、毛皮たち。

そんな毛皮を思い切って売っちゃおう!と買取店に持って行った方、ビックリですよね? 「えっ!?こんなに安いの…?」と。

 

今回は、なぜ何十万、何百万とした毛皮の買取価格が高くないのか、その理由を探ってみました。

毛皮特有の理由で需要がない

昔は冬の防寒着として有能で、着ることでステータスを感じることができた毛皮。

しかし、今はその需要がほとんどないため、買取価格は安くなってしまいます。

毛皮は意外と重たい! 着ているだけでも疲れてしまう?!

みなさん! 毛皮のロングコート一着で、どれくらいの重さだと思いますか??

おおよそですが、2キロ前後です。

2キロってピーンときませんが、お肉の2キロを想像してみて下さい。
考えてみると、結構な重量ですよね。

どんなに重たい毛皮でも、売れた時代がありましたが、今は軽やかさが求められる時代へと変わりました。

ゴージャスで綺麗で温かい、でも重たい・・・では売れなくなったんですね。

毛皮の「お手入れ」にはお手間とお金がかかる! 「保存方法」は細心の注意を!

引用元:http://www.wemettomorrow.com/teach-me-fur-care-about.html

毛皮はとてもデリケートなものです。

綺麗な状態を保つには、日頃からマメなお手入れと保存方法に気を付けることが大切。

ホコリや汚れをそのままにしておくと、毛抜けや害虫がつく原因になってしまうし、紫外線や皮脂により、変色・退色してしまうことも。。。

もちろん、雨や雪などの水気にも強くありません。

そのため、通気性の良い暗冷な場所で毛がつぶされないようゆったりと収納できる保存スペースを確保しなければなりません。

型崩れしないように配慮することも大切なので、買取したお店はとても気を付けることが多くて大変ですよね。

 

また、毛皮のクリーニング代が高いということも買取価格が安い理由の一つ。

お店にもよると思いますが、クリーニング代だけでも1万円前後かかることもあります

お手入れにコストがかかる=買取価格が下がる、と言うことですね。

繊維業界の発達

昔と比べ、現在は繊維技術が進歩して軽くて温かい繊維が次々に開発されています。

ここ数年のヒット商品でピーンとくるのが、ユ〇クロさんの“ウルトラライトダウン”。

軽くて温かいだけでなく、撥水効果がある素材を使っているのでお手入れも簡単です。

そしてカラーバリエーションやデザインも様々あり、シーン別に使い分けが可能。

画期的なアイテムなのに、なによりお値打ちということも人気に拍車をかけたと思います。

高機能だけど気を使わない、そしてお値打ちで誰もが手が届くということが、現代のニーズなのかもしれませんね。

地球温暖化の影響

単純に地球の気候の変化により、毛皮を着る時期が短くなったことも影響しています。

そしてこれからますます温暖化が進んでいくと言われていたら、尚更のこと。

買取店も、売れる需要がないものや期待できないものにはあまりお金をかけたくないですよね。

毛皮の価値と動物福祉問題

引用元:http://www.tokyo-ivory.or.jp/afelephant/ivandwashd.html

1980年以降、ワシントン条約の「種の保存」が採択されてから、毛皮の流通がどんどん激減しています。

そのため毛皮の希少価値は上がり買取価格も高くなると思いきや、そうはいかない現状。

その背景には一体何があるのでしょうか。。。。

 

それは動物愛護団体を中心とした、毛皮反対運動と大きく関係しています。

ミンクのロングコートを一着作るのに、何匹のミンクが必要だと思いますか?

毛並みや毛色を合わせたりするのに生まれるロスも含めると、ざっと100匹近くのミンクが犠牲になっています。
考えるだけで心苦しい・・・。

今、世界各国で毛皮反対運動が活発化しています。

日本はこういったことに疎い面があるので実感される方は少ないかもしれませんが、「毛皮を着ていたセレブが卵を投げつけられた。」なんて事例もあるくらい、毛皮の着用をやめて動物を守ろうとした運動は盛んになってきています。

◆まとめ◆

毛皮の価値が上がらない要因も含め、“需要がない”ということが分かりましたでしょうか。

お手持ちの毛皮をどうしようと悩まれている方!

買取金額に期待をせず、思い切って必要としている人に売ってしまうという選択もあれば、思入れのある大切なものだから、リメイクしてまた使いたいわ。。。など色々な選択ができるので一度お考えになってみてはいかがでしょうか☆

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